有利な条件で不動産買取の契約を成立させるコツ

有利な条件で不動産買取の契約を成立させるコツ

不動産の売買は一生の内で何度も行うことではないので、自分の所持している不動産を売却する場面になったら少しでも高値で売りたいと考えることは当たり前のことです。
そこで有利な条件で不動産買取の契約を成立させるコツとして知っておくべきこと、やるべきことをチェックしておきましょう。
通常不動産買取を希望する方の多くは、すぐに不動産会社に相談に行きがちですが、少しでも高く売りたいなら自分が売ろうとしている不動産と同じくらいの物件が近隣でどのくらいの相場で販売されているのか、相場調査を行ってみましょう。
同じグレードの物件相場を知ることで、適正価格を把握しやすくなるので売却の流れの主導権を握ることができます。
相場調査を行い予測金額を見積もったら、次に一括査定サイトで査定を行います。
これを行うことで予測金額がおおよそ合っているのか、間違っていたのかがわかりますし、査定金額と予測金額から大きくかけ離れているようならその理由も考えて把握しておきましょう。
実際に不動産売買では値引き交渉が当然のように行われるため、相場に沿った適正価格で売りたいならば、希望売り出し価格は値引き交渉を見据えて少し高めに設定することがポイントです。
最初から適正価格で出してしまっては値引き交渉に負けて買い叩かれる可能性があるので注意が必要です。

不動産買取は諸経費のカットを実現できる

日本は少子高齢化が進んでいます。
高齢人口がふえ、それを支える年金制度も労働力の確保も難しくなっているのが現状です。
老後の生活は自分で自分を助け、しっかりしなければなりません。
そこで住まいから見直し、老後安全で便利な住まいに引っ越そうと考える人も多くなっています。
できるだけ今の一軒家を早く売却し、現金化したいと考えている人も多いです。
この場合には仲介ではなく不動産買取がお勧めです。
老朽化が進んだ築年数が古い住まいは、スムーズに高値で早く売れるとも限りません。
不動産買取であれば業者が即時に買取ってくれ、スピーディーに現金化が可能です。
仲介手数料など諸経費のカットもできるので、自分で費用をねん出する必要もありません。
ただし早く売却できる分周辺の地価よりも一割から二割程度安く買い取られることも心得て置く必要があります。

著者:赤堀市子

筆者プロフィール
不動産買取業者で働いていたときに得た知識やノウハウを当サイトにまとめました。